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2022年7月の同朋の会

昨今、安倍元総理銃撃事件を取っ掛かりに、カルトや霊感商法ということが連日テレビ等で討論されています。
もし仮に皆さんのそれぞれの人生の中で、仕事がうまくいかなかったり、病気を患ったり、身内が不幸に見舞われたとき、ご先祖様の供養が足りない等言われたらどうしますか。心が弱っているとき、追善供養を強要する誘い文句を跳ね返せますか。大変重要な問題でございます。

一般的な感覚は生きている私から亡くなった方・仏様に供養等差し向けるというものでしょう。しかし真宗では仏様から生きている私におはたらきに下さると教えられています。私が病気になったら先祖の供養が足りないのではなく、私が病気なってまでも仏様が私に気付かせたいものは何だろうという考えです。

銃殺といういたましい事件が起こりましたが、これを機会に対霊感商法ということについて考えてみてはいかがでしょうか。