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2月の同朋の会

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今日は2月の同朋の会でした。
冷たい雨が降る一日ではありましたが、
西福寺自慢のしだれ梅はきれいに咲いていました。

引き続き、『仏事ひとくちメモ 通夜・葬儀編』を読み進めつつ、
「皆さん、信心はありますか?」というお話に。

自分の頭のなかで「うん、この真宗大谷派の教えはなかなか良さそうだから、ひとつ信じてみようかな」…これは真宗大谷派の考える信心とは少し違うそうなのです。世間一般にはついこう考えてしまいそうなものですが。
教えは、自分が納得したから信じる/納得できないから信じない、というものではなく、誰にでもつねに平等に届いていて、どんなあなたでも必ず救う阿弥陀さまの力である。「太陽の光みたいなもの」と住職が補足されて、なるほどとわかりやすく感じました。

現代人は答をはっきりと知って理解したい、という気持ちがときに強すぎて、「わからないまま」でいることがよく思われない風潮が強まっているようだけど、それは一歩間違えるとあぶないことでもあるのでは? という問いかけもありました。

「仏法は<学ぶ>もので、<理解する>ものではない」という住職の言葉も心に残りました。個人的に、子供がこんど小学生になるのですが、色々と話を聞いていると、最近の学校はどうも<学ぶ>場というよりも<理解する>場になっているような気がなんとなくしたのです。
入学説明会で「入学までに○○はできるようにしてきてほしい」「△△はしないように」…といういくつかの注意事項がまっさきに伝えられて、他人とともに生活するなかで規則や物事を体得していく、学ぶ時間がはしょられているような印象が強かった、という話を家人から聞いた直後だったので、どこかつながるような気がしたお話でした。

さて次回、次回の同朋の会は3月12日(土)14時~ です。
お彼岸も近づいてきています。暖かくなってくると良いですね。
(M)