今回は皆さんと共に『同朋新聞八月号』のマンガを読みました。掲載されていたマンガのテーマである「相続」について住職に喋ってもらいました。
マンガに描かれているような三世代が集う場があれば自ずと念仏相続が為されていくのですが、近年はそういう光景が少なくなっていきました。相続する場、ご法事が執り行われ親族知友が集う場など場そのものに対する課題を皆さんと共有しました。
また秋のお彼岸前と言うことで迎えるにあたって、お彼岸のお話も住職からありました。彼岸というのは真宗において阿弥陀の浄土を指し、此岸は私たちが生きている世、娑婆世界を指します。
多くの人が彼岸と此岸を分けて別の世界だとイメージしがちだと思うのですが、住職は浄土が娑婆世界を包んでいる受け止めだと話しました。阿弥陀の浄土は娑婆世界を超えた覚り(さとり)の世界です。超えるということは分離するということではありません。娑婆世界に在中しながら私たち衆生は阿弥陀のはたらき、お念仏に遇えるのです。けっして遠くの世界のお話ではありません。
(筆・釋裕香)

