引き続き、『仏事ひとくちメモ 通夜・葬儀編』を読み進めました。
湯灌、枕づとめなど、通夜の前までのことや、友引、日の善し悪しや吉凶にこだわる必要がないことなどを聞きました。
最近はこのあたりでもだいぶ「直葬」が多くなってきた、という話も出ました。何事にも「効率化」が言われる現在ですが、葬儀のもろもろは亡き人を通じて教えに出会う大事な機縁=仏縁ととらえるのが真宗の教えであり、やはり大切にしていかなければならないのでは、と思います。
また、葬儀の簡略化〜家族葬や直葬の増加により、「死」というものが身近な場所から遠ざかってきているのでは、という話も出ていました。
しかしその一方で、私はふだんテレビのない生活をしているのですが、時々テレビを見ると、ニュースでは「殺人」や「遺体」の話ばかり、ドラマでも殺人現場ばかりなことにいつも驚きます。
この不思議なアンバランスについても考えてみたいなと思いました。
さて次回の同朋の会は12月19日(土)14時〜 です。
あっという間に師走ですね!
みなさまのお越しをお待ちしております。
(M)