記事一覧

2018年11月17日 同朋の会

11月3日報恩講の後の初めての同朋の会、内容は蒲先生のお話なさった「無明の闇」及びそこから派生した内容についてでした。

1.報恩講は仏恩(ぶっとん)、師恩(しおん)。大切なものを、いただいたのでお返しをせざるを得ない気持ちからきている。

2.「無明の闇」阿弥陀様の働き、教えの言葉に触れることで、自分の姿を気づいたかさせてれる。

3.親鸞聖人の闇を破ったのは法然上人である。:自力で何とか出来ると思い20年間修業をして来たが、阿弥陀様に全てをゆだねれば良いという事が分かった。

4.「知恵」と「智慧」
「知恵」:人間が造ったもので、背景と都合によって変わる事がある。
「智慧」:阿弥陀様の働き、お心。人が造ったものではないので不変。

5.「真宗」では:浄土を本当の拠りどころとしている。見えていない事実をはっきりと見せてくれる。
又、「仏」から「私」にはいつもいただいているので、そのお返しが「報恩」と考えてる。

6.「歎異抄」は、阿弥陀様のいわれたことを親鸞聖人が話され、その内容を記したものなので、阿弥陀様のお心そのものである。

7.次回同朋の会は、12月15日土曜日午後2時からです。
本年最後の同朋の会、皆様のお越しをお待ちもうしております。

(記述)釈和敬