「浄土が真実の依り処である」ということを呼びかける仏道

住職からのごあいさつ

当山西福寺は真宗大谷派の末寺です。

真宗大谷派というのは、社会に名告っている教団の名称で、正式な宗派名です。
そして、教えは浄土真宗という仏教です。

その教えが湧き出ている場が寺というところです。
ですから、寺でご法事をしたり、お墓参りをするのは、湧き出ている教えに触れる、つまり教えを我が身にいただくということなのです。言い換えれば、亡き方々を御縁として、生きている私たち一人ひとりが教えに出遇うということです。

住職からのごあいさつこのようなことから、真宗寺院は聞法道場といわれています。教えを聞く場、教えをいただく場という意味です。そしてこれこそが、寺が寺として存在する唯一の根拠といっても過言ではありません。したがって、厳しいことを言えば、聞法道場になっていない寺は寺ではないということになります。

西福寺では、そのような寺の存在意義をしっかりと受け止め、湧き出た教えを一人でも多くの方に味わっていただけるよう取り組みを進めてまいりたいと考えています。