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2018年12月15日 同朋の会

 師走らしい寒い中、皆様お越し下さいました。

・来年1月1日(火)13:30からの修正会については別途参照下さい。
・次回同朋の会は1月19日14:00から本山にて。(終了後新年会)

・本日の教科書 「真宗の仏事」-お内仏のある生活ー
P42 平常の荘厳とお給仕:お花は命を持って生き生きとしたものをさす。造花はお供えしない。

p46 火舎香炉:三本足の一本が手前に来るよに置く。
P47 花瓶:八藤紋が仏壇内側に向くように置く。

P47 燭台:法要等以外は、朱色の木製ろうそくを立てる。
      鶴亀燭台の蓮軸は蓮の実が手前に向くように、
      亀の曲がったしっぽの先は手前に向くようにする。

P50 法名軸:仏壇内には黒い位牌は入れない。
       枚数が増えた法名軸は整理して過去帳に転記する。

P51 鈴:お勤めに時以外は鳴らさない。
P54 おみがきと掃除:漆塗り又は唐木の部分は、やわらかい布で乾拭を。

・ご住職からの提言で、「すくわれる」について、皆様のお考えは?
 今問題になっている「東名高速あおり事故」にからめて。
 色々なご意見がありましたが(結論というものはない。。)。
 邪見:自分の思い、物差しでみる。
 正見:仏さまの眼

 (記 釈和敬)
 


     

2018年11月17日 同朋の会

11月3日報恩講の後の初めての同朋の会、内容は蒲先生のお話なさった「無明の闇」及びそこから派生した内容についてでした。

1.報恩講は仏恩(ぶっとん)、師恩(しおん)。大切なものを、いただいたのでお返しをせざるを得ない気持ちからきている。

2.「無明の闇」阿弥陀様の働き、教えの言葉に触れることで、自分の姿を気づいたかさせてれる。

3.親鸞聖人の闇を破ったのは法然上人である。:自力で何とか出来ると思い20年間修業をして来たが、阿弥陀様に全てをゆだねれば良いという事が分かった。

4.「知恵」と「智慧」
「知恵」:人間が造ったもので、背景と都合によって変わる事がある。
「智慧」:阿弥陀様の働き、お心。人が造ったものではないので不変。

5.「真宗」では:浄土を本当の拠りどころとしている。見えていない事実をはっきりと見せてくれる。
又、「仏」から「私」にはいつもいただいているので、そのお返しが「報恩」と考えてる。

6.「歎異抄」は、阿弥陀様のいわれたことを親鸞聖人が話され、その内容を記したものなので、阿弥陀様のお心そのものである。

7.次回同朋の会は、12月15日土曜日午後2時からです。
本年最後の同朋の会、皆様のお越しをお待ちもうしております。

(記述)釈和敬

2018年10月20日 同朋の会

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本堂でお勤めの後に
報恩講(11月3日)のリハーサルをしました。
                      
*いつもは正信偈を・赤い本「勤行集」(草四句目下・そうしくめさげ)で読んでいます
報恩講のリハーサルとして・黒い本「報恩講勤行集」(真四句目下・しんしくめさげ)をみんなで読経しました。*見本参照

*報恩講ではご講師 蒲 信一 師の法話がございます。
 ご質問の時間もございますのでお聞きしたい事をお願いします。

1、本日は「報恩講」について改めてのお話でした。
・蒲 信一 師さんへのご質問を,私にとって「報恩講」とは? 等の何点かを質問事項としての話し合いを検討しました。当日は皆さんのご質問をよろしくお願いいたします。
2、おとりこし【御取越】とは。
浄土真宗の門徒が、親鸞聖人の忌日である11 月28日に行われる親鸞忌を約1か月繰り上げて、各自の家、各寺院で行う報恩講です。
3、人生は良い時もあり、悪い時もある。
    安心して毎日を生きていく。

*天命に安んじて
       人事を尽くす

 報恩講のご参詣をお待ちしてます


・お磨き 10月26日(金) 午前9時~12時を予定しております(昼食を用意いたします)

・報恩講 11月3日 午前10時30分受付

次回同朋の会は、11月17日土曜日午後2時からです。
皆様の参加お待ちしております。

釈 茂壽

2018年9月8日 同朋の会

関西地方は台風被害、2日前には北海道で地震被害、関東はまだ暑い中、同朋の会は開催されました。今回の参加者は、18代住職を含め13名。

・今後の予定(場所:西福寺本堂等)
1.10月9日火曜日午後2時より、報恩講等お知らせ封書詰め作業
2.10月26日午前9時30分より、お磨き
3.次回同朋の会 10月20日午後2時より
4.11月3日報恩講(詳細は後日)

・9月8日同朋の会内容
1.本堂で正信偈、念仏、和讃、回向を勤行.歎異抄は第16章。

2.講義は、歎異抄第三章 
・「悪人正機」:悪人の自覚を持つ人が往生できる。
・自力作善出来ると思っている善人は、仏様はいらないと考えている。
・善人・悪人の考えは通常私たちの日常の言葉とは違う。逆説的に書いてある。

・阿弥陀様から見たら全ての人は「凡夫」。
・絶対的な善は、「阿弥陀仏」だけ。

・「聞法」が命、お念仏の生活の歩みを支えてくれる。
・日本の仏教団体の悩み:最近の世の中の傾向として、教養、興味、関心でお話を聞きに来る方々は増えているが、そこまでで、その先「聞法」までは行かない。

3.真宗大谷派では、死刑制度に反対している。
個人の殺しあいがダメなのに、国ならば実施して良いのか。

4.御文(真宗大谷派勤行集:赤い本)60ページ参照
「・・こころをひとつにして・阿弥陀佛をふかくたのみまいらせて・さらに余のかたへこころをふらず・一心一向に佛たすけたまへとまうさん衆生をば・・・・すくいましますべし・・・」


上記しましたが、当西福寺では、年間を通しての最大の行事と位置づけている報恩講に向け、準備作業中であります。
どなたさまも参加可能ですので、お気軽にお越しください。
お待ちしております。

(記 釈和敬)