お盆は7月13日~15日。
毎日、夏の暑さの中多くの方がお参りに来ました。
門徒会ではお手伝いとして、13・14・15日 午前9時から午後3時まで、冷たいお茶を用意して皆様に飲んで頂きました。
梅雨の中休み、寒く感じられる日でしたが、14名の方が参加して下さいました。
1、本堂では正信偈の後、「歎異抄」の中では一番長文の第十三章弥陀の本願不思議に~~
本願ぼこり~~記憶に残る章を皆で読みました。
2、1階に戻り、黒い表紙の本「真宗の仏事」
① 31ページ お脇掛。
高僧の絵像の場合の配置は、中央に本尊、向かって右側に親鸞聖人、左側に蓮如上人。
お二人は内向き、中央の本尊を見るように座る。
② 南無阿弥陀仏:阿弥陀仏を拠りどころとして敬い信じて従う。読み方はあえて言えば、 「南無」で区切り「阿弥陀仏」続く。
* 本当は「働き」なので、実態は無いが、皆が受け止め易いように阿弥陀様がいらしゃる という表現を使っている。
* 自分の思いで阿弥陀様を信じようではなく、信じて従う他はないと気づかされる。
(自分で選んだ場合、都合が悪くなったら、他のものに代わる可能性があるので。)
*「南無せよ」「帰命せよ」は、阿弥陀仏からの呼びかけを聞く事。思い上がった自分に
気づき、頭が下がり、我が身の事実に経ち返らされること。
③ 36ページ 三折本尊 実物紹介説明
*写真参照
3.その後「最近の気になった事」について話会い。
4.次回 同朋の会は、7月21日午後2時より。
初めての方も是非ご参加下さい。
5.お盆の協力者当番を決めました。
7月13、14、15日の3日間はお盆です
皆様のお参りお待ちしております。
墓参の際は是非、お声掛け下さい。
(記 釈和敬)
今回は「真実」と「方便」についての話を聞きました。
歎異抄の後序に、「ただ念仏のみぞまことにておわします」という一文があります。
それを単純に読むと、「なるほど、南無阿弥陀仏のお念仏だけが『真実』なんだなあ」と、わかったような気がします。しかし、真実というものは具体的に「ある」ものでなく、凡夫である我々に「わかる」ものではない。そのとらえどころのない「真実」が、私たちにもわかるような具体的なはたらき、手立てとしてあらわれることを、仏教では「方便」と言う、とのことでした。よく言われる「うそも方便」とは、すこし違う感覚のように思いました。
じつはこの日の会の冒頭、私たちもよく知っている門徒仲間の訃報を住職より聞きました。
私も偶然10日ほど前に電話で話をしていたところだったので、「まさか元気だったあの人が」「信じられない」という気持ちで呆然としました。まさか、でも同時に間違いのない事実である身近な人の死。
どうにも納得できないような気分と同時に、自分の身のはかなさも少しリアルに感じられたようにも思います。忘れられない一日となりました。
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6月6日恒例の文京シビックホールでの東京教区主催の「2018親鸞聖人につどう同朋大会」が開催されます。西福寺門徒も参加しますので、ご興味お持ちの方はお問い合わせください。
次回の同朋の会は、6月16日土曜日午後2時からです。どうぞお気軽にご参加ください。
(釈正裕)
暖かい良く晴れた日、当日の同朋の会には、4歳の女子もおばあ様と一緒に参加されました。合計13名出席。
当日のお話
・私たちの宗旨は浄土真宗
・宗派名:真宗大谷派
・お寺の名前:涼榮山 西福寺
・法事のお勤めで読むのは、仏説阿弥陀教。正信偈。
(写経では、阿弥陀教を書く。当派では般若心教は、関係なし)
・浄土真宗とは:
真は真の支え、旨、命の事。
宗とは、根底から支えてくれる家や命の事。
まとめると、浄土を真の命としている教え。
・浄土とは:
天国やあの世ではない。
阿弥陀様が私に目覚めさせようと働きかけてくれる世界が浄土。
お知らせ:
6月6日恒例の文京シビックホールでの東京教区主催の
「2018親鸞聖人につどう同朋大会」が開催されます。
・申し込みは5月19日までに西福寺まで
次回同朋の会は、5月19日14:00より。皆様是非お越しください。お待ちしております。
(記:釈 和敬)