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2018年3月3日 同朋の会

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西福寺境内のしだれ梅が咲いてます。
暖かくなって来ましたが、風は冷たく感じました。

3月3日同朋の会参加者 14名 と住職、坊守、住職の息子さん

本日の教本「真宗の仏事」18ページ 本尊から 主な項目

・お内仏の中央には 阿弥陀如来の絵像、向かって右側に「帰命尽十方無碍光如来」(天親菩薩のお言葉)、左側に「南無不可思議光如来」(曇鸞大師のお言葉)の「お脇掛け」がかけられます。
この両師の一文字をいただき「親鸞」と名のった。
(木造、御影掛けの場合は別途説明あり)

・「南無阿弥陀仏」は口で称え、耳で聞くもの。私の思いをこめるものではない。
・お釈迦様は実在人物、阿弥陀様は真実のはたらき(実在しない)

・阿弥陀様のお心を人類最初に受け止めて、顕かにして下さったのがお釈迦様。7週間悩んで悟りをお話し始めた。これが四十九日法要に繋がるとも。
・お釈迦様が話されたことを文字にしたのがお経。だから、お釈迦様以前にはお経は無かった。

・お内仏のお花は生きたものをこまめに取り替えるのがよろしいようです。
・「浄土真宗」とは浄土を真のよりどころとする仏教。
・阿弥陀様の本願を疑うことなく「南無阿弥陀仏」と称えることで
私が真実に目覚め、仏に成る事が約束されている。
・誰にとっても最後に頼りになるのは浄土の教えしかない。いつの時代にも。


次回 同朋の会は、4月21日午後2時から 当山本堂1階にて。
皆様の参加お待ち申し上げております。
(記 釈和敬)

春のお彼岸

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春のお彼岸は、3月18日(日)から24日(土)です
   (春分の日 21日を挟んだ前後3日間)
*彼岸入り 3月18日(日),中日 3月21日春分の日,彼岸明け 3月24日(土)

人間中心に生きている世界を「此の岸」にたとえ、仏さまの世界(浄土)を「彼の岸」にたとえるところから「彼岸」と呼びます。

お彼岸は、亡き方々に思いを馳せながら、問いかけに耳をかたむけ、あらためて我が身を振り返る大切な時なのです。

故人さまをご縁として、生きている私たちが仏さまに会わせていただく場所です。

ご家族のみなさんでおいでください

 釈茂寿

2018年2月17日同朋の会

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梅の花が開花しました。
当日は肌寒い曇りでした。参加者10名、ご住職、坊守さん、住職の息子さんで開催。
主な内容
1.真宗宗歌三番 「はらから」について。「同胞」とは血の繋がった仲間の事。
「同朋の会」の「同朋」は一緒に学んでいる仲間の事。

2.お内仏には、お守り、位牌、飲み物、食物類は入れない。
3.浄土は、誰の上にも、阿弥陀様によって開かれる世界で、姿、形がない。あの世でもない。はたらきである。
4.人間の造った物はいつか必ず壊れる。仏さまが届けてくれた物以外は支えにならない。

5.住職の息子さんからのお話、「無空過」について。本願に出遇ったならば、人生を空しく過ごしてしまうことはない。仏の前では何一つ無駄なことはない。
6.「ありがとう」の反対語は、「あたりまえ」だそうだが、私は理解できなかった。

7.お陰様と有難うだけ言っていれば戦争にならないのではないか。

次回は、3月3日(土)14:00より。
皆様のお越しをお待ちしております。

2018年1月20日 同朋の会

本年最初の同朋の会と新年会 開催
1月20日曇りがちの少し寒い日、参加者12名

(1)前回に引き続き黒い冊子「真宗の仏事」P11~13
・真宗の教えに遇うということは、ありのままの自分に出遇うこと。
・「五濁悪世」からまぬがれることができない煩悩具足の凡夫にめざめを促し、その身をすくい取ろうとするのが阿弥陀仏の本願。

(2)勤行集P101「回向」ついて
・これは善導大師を通して阿弥陀様が人間に知らせようとしたもの。
・こちらからの発信ではなく、阿弥陀様から振り向けられたもの。

(3)「信心」とは
・我々が信じられそうだからと選んだものではない。
・ありのままの自分に気づかされること。つまり知らされる事。
信ずる信じないにかかわらず、既に阿弥陀様のお働きが来ている。

(4)「念仏」とは
・阿弥陀様は、「南無阿弥陀仏」と「名」を称えれば必ず救うぞとお誓いくださった。その証として、今私たち一人ひとりに「お念仏」が届けてられてある。
・どんなときでも肯定的に安心して生きて行くには「南無阿弥陀仏」をよりどころにするしかない。

(5)新年会 
・午後3時50分から5時40分まで開催。来年は是非これをお読みの方、是非ご参加ください。


次回 同朋の会 平成30年2月17日 土曜日午後2時から
今年こそは同朋の会への参加とお思いの方々、お待ちしております。
何の制限、条件なく、出欠自由の気軽な会です。茶飲み会と思って
お越しください。


(記事:釈 和敬)